町長あいさつ
令和7年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
令和7年、年頭のご挨拶をさせていただきます。
新年・今年は巳年、私は年男(60 歳)です。巳年・乙巳(きのとみ)は、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」という年です。昨年皆様とお話を積み上げてきた柔軟な発想によるアイディアを「カタチ」にして皆様にお示しできるよう意を注いでいきたいと考えています。
私が町政の重責を担い、早3年目を迎えます。昨年は、町民の皆様の温かいご支援とご協力をいただきながら、山積する課題に真摯に向き合い、少しずつですが歩みを進めることができたものと思っており心より感謝を申し上げます。一方で、9月と10月に市街地の皆様に、水道水の濁りにより大変なご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫びを申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、町立国保病院の常勤医師2名体制や、スポーツセンター前・屋外遊具の更新、継続課題でありました安定型産業廃棄物最終処分場の民営化など、一つ一つ議論を積み上げてきたと感じております。
啓徳小学校の閉校に関しましては、児童数の減少や教育方針の変化から今年度末をもって、天塩小学校と総合いたします。私自身も雄信内地区の出身であり、当校の119年にわたる歴史と思い出を想起しながら、閉校記念式典を挙行いたしました。これまで啓徳小学校を支えていただきました皆様に、深く感謝を申し上げます。3月14日、最後の卒業式には出席できればと思っています。
農林水産業や商工観光業、福祉・医療など、課題は山積しています。皆様の知恵をお借りし、更に管内や近隣市町村、関係機関の皆様との連携も強化しながら、まちのインフラ整備や施策の推進に、今年も国や北海道へ積極的かつ強力に働きかけを行っていこうと考えています。特に北海道縦貫自動車道、天塩中川間の第2回アンケート調査は大変重要な調査でありますので、回答率のアップに尽力していきます。
町政の進展のため、職員一丸となって取り組むことは当然ですが、今まで以上に法令順守と説明責任の徹底を果たし、町民・民間・行政が協働してまちづくりを行う姿勢を持ち続け、先人の方々が築いてきた「ふるさと天塩」を、これからの未来を担う世代へ継承してまいります。(新年度政策等については次回に紹介します。)
今年一年、皆様にとって良い年となりますよう心から祈念をいたします。